院ブログ

2022.04.04更新

昨日からずっと雨続きですねtearsそんな昨日は生配信で全日本体重別選抜柔道大会という柔道の大会を見ていました。文字通り、国内の各クラス上位8名しか出場できない大会で、私も現役の時はいつか出場してみたかった夢の舞台ですglitter昨年の東京オリンピックに出場していた選手などの試合も見れて、面白いなーと思いながら見ていると、90㎏級のある試合でそれは起きました。混戦の末、一方の選手が背負い投げを仕掛け、見事に技が決まり一本勝ち。私はその時、投げられた選手の投げられ方に少し違和感というか危機感を覚えていました。その数秒後、投げられた選手からうめき声...とても動けない状態。腕を見ると、右肘の角度が明らかにおかしい。治療家としては、とても心苦しい瞬間。直接患部を見ていないですし、お医者さんの診断を聞いたわけでもないので、100%私の個人的な判断ですが、肘の後方脱臼はほぼ確実に起きていると思われます。心配はそれだけならまだ幸いですが、肘の周りの骨折や靭帯の損傷、神経、血管の損傷などの合併症が併発していないか非常に心配になりました。今後の選手生命にも関わることです。同じ世代ですのでなおさら...もちろん一流の選手なので,医療サポートチームなどが揃っていると思いますのでそのあたりは安心できます。日頃からマッサージやストレッチなどの身体のケア、それだけでなく食生活から、生活全般にわたって競技のために気を使い生活し、なおかつ厳しい練習に励んでいる選手達。それでも怪我は起こってしまう。アクシデントの怪我は避けれない。怪我にも種類があり、身体のケア不足が原因の怪我は防げますが、アクシデントの怪我はどうしても一定数存在してしまうのが現実ですnamida今回の怪我はアクシデントによるもの。今回、怪我をしてしまった選手に対し早期に競技復帰できることを祈るばかりです。このような場面に遭遇すると、その場に自分がいたら何ができるのか、その後の対応はどうするかなど改めて勉強になりましたし、さらに治療家としての力を高めていきたいと思わせてくれる機会になりました。休みの日でも、仕事に関わることを考えてしまうんですねgya競技者だけでなく、一般の方も痛みの原因は防げるものはたくさんありますので、自分の身体に一度向き合ってみると良いかもしれません。

投稿者: 駅前のふくろう整骨院

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