学校の夏休みもそろそろ終わり、長めのお盆休みを取られていた社会人の方もお仕事に戻り始めましたね。長期休みのあとは患者さんから色々なお話が聞けてとても楽しいです
昨日のお話ですが、先週転倒により肋骨を痛めてしまった患者さんが日に日に痛みが治まってきているのに昨夜から息を吸えないくらい強い痛みがあり、今までとは少し違う痛みだとのご相談を受けました。肋骨なので慎重に痛めている骨を把握し、そこに負担のかからないように原因を探っていくと、一番強い痛みを感じていた場所は骨とは全く違う場所で、呼吸をするときに関与する筋肉でした。肋骨を痛めると横になるのも大変ですし、必ず寝る姿勢が悪くなります。(というより寝る姿勢が悪くなければ痛くて寝れません...)それにより周りの筋肉が硬直してきて、それらの筋肉を使う時にもともと痛めてた場所以外に強い痛みが出てしまいます。首の筋肉から背中までガチガチで頭痛まで出てしまっていましたし、何より息がうまく吸えないことが辛いという状況でした。肋骨を痛めているので普段のようなうつ伏せのマッサージはお身体への負担を考えるとできませんので、座ったまま硬直している筋肉をゆっくりマッサージしました。施術が終わると、患者さんから「息が普通に吸えるようになったし、痛みが全く違う」とのお言葉を頂きました。骨を折ったり、ひびが入ったりすると強い痛みが出て必ず身体はそこをかばおうとして違う痛みが出ます。しっかりと状況を把握し適切な施術をすればかなり楽になり可能性が高いので、痛み止めなどだけではなく、痛めている場所以外の環境を整えてあげましょう!
もちろん何でもかんでもできるわけではないので、何もしない方が良い場合は正直にそう伝えますが、まずは早く治すためや少しでも痛みを軽減できることはないかを探っていただくことがお身体には重要ですので、思い当たる方は是非ご相談ください。
東白楽 駅前のふくろう整骨院