院ブログ

2016.06.23更新


くらみ、めまい、気を失ういわゆる失神などを「貧血」ということが多いと思います。

しかし、これらは頭への血流が一時的に減少する「脳貧血」のことであり、本来の「貧血」とは異なります。

医学的に「貧血」とは、正常の大きさの赤血球が減少することです。

赤血球は、全身に酸素を運搬する大切な役割を担っています。その赤血球が減少する貧血は、スタミナ、持久力に直接影響します。

 

貧血の種類として

材料不足(鉄、蛋白質、ビタミンB12、葉酸など)
赤血球の寿命が短くなる(出血、溶血など)
骨髄の機能が低下する(骨髄の病気、全身の病気など)


貧血の症状

  全身症状:だるい、疲れやすい
呼吸・循環系:息切れ、動悸
  脳神経系:めまい、頭が重い、頭痛、耳鳴り
    皮膚:色白、青白い
   その他:食欲がない、月経が不順

 

貧血を疑ったら

貧血を疑ったら、まず下まぶたの内側を見てみることをお勧めします。赤味が無く白っぽいようでしたら貧血の可能性があります。

確実な診断には、血液検査が必要です。ヘモグロビン値、赤血球数、フェリチン(体に貯蔵されている鉄の量)などを検査します。

ヘモグロビンの正常値は、検査機関により異なります。一般に男性では13~14g/dl、女性では11~12g/dlの間に設定されています。

 

貧血の予防と治療

まず大切なことは、普段からバランスの良い食事・体調管理心がけ、予防することです。

実は、食事からの鉄分の吸収効率はあまり高くなく、10~20%と言われています。

1日の鉄分の摂取量は、20~30mg必要と考えられます。

鉄分の多い食品(ひじき、切干大根、ほうれん草、納豆、豆腐、魚の赤身、貝類、レバー等)を、吸収効率を高めるビタミンCと一緒に取ると良いでしょう。

野菜類の鉄分は、吸収されにくい非ヘム鉄が多く、お茶やコーヒーと同時に摂取するとさらに吸収されにくくなります。緑茶や紅茶などは、食後しばらくたってから飲むようにしましょう。摂取量が十分でない時は、サプリメントで補充する方法もあります。

 

日ごろのストレス・肉体的な疲労をため込まない事が大事になってきます。

 

 

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投稿者: 駅前のふくろう整骨院

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